マイク・ラヴ『12 Sides of Summer』にくらくらした

マイク・ラヴ『12 Sides of Summer』にくらくらした

昨年夏にリリースされたマイク・ラヴの新譜『12 Sides of Summer』にはくらくらきた。
セルフ・カヴァーも含めたカヴァー集なのだが、「サーフィン・サファリ」なんかは解釈がトロピカルすぎて、特にくらくらきた。

「ヒア・カム・ザ・サン」のこの解釈はヴァカンス気分に溢れていて、やっぱり最高。ヴォーカルもステキだ。

個人的に嬉しかったのは「サマータイム・ブルース」のカヴァー。マイク・ラヴ兄貴の本領が思う存分発揮されているのは、やはりこういったロックンロールだ。ビーチ・ボーイズのロックンロール感覚を支えていたのはマイク・ラヴ兄貴だったんだなとわかる。
ロキノンが3年前に、『ペット・サウンズ』を切り口にビーチ・ボーイズを特集していたが、彼らが見落としているのが、マイク・ラヴという存在。『ペット・サウンズ』にあるイノセンスはマイク・ラヴのヴォーカルに依るところも大きいというのは忘れてはならない。ティーンエイジャーの代弁者としてのマイク・ラヴはもっと評価されて然るべきだ。

最後に。
マイク・ラヴ兄貴の新譜『12 Sides of Summer』は、僕の中ではジェフ・ベック師匠の『Emotion & Commotion』を超えた。はっきりは書かないけど、これはだめだ。

上はマイク・ラヴ兄貴の新譜『12 Sides of Summer』。下はジェフ・ベックの『Emotion & Commotion』。つまり、そういうことだ。

余談だが、昨年話題になったこの作品は、上に挙げた2枚のアルバムをフュージョンさせたような表紙だと思う。書店でずっこけてしまったよ。

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